帯状疱疹でおしりが痛む時の対処法は?
帯状疱疹といえば、顔やお腹というイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、実はお尻出来て痛む事もあるのです。
お尻が痛い時に、まさか帯状疱疹が発症しているとは、なかなか考えませんよね。
そのために、治療が遅くなってしまう事もあるかもしれません。
そこで今回は、帯状疱疹でお尻が痛む時の対処法を紹介します。
お尻が痛い帯状疱疹とは!
帯状疱疹は、神経のある所なら全身どこでも発症する可能性のある病気です。
子どもの頃にかかった水疱瘡のウイルスが、神経に潜んでいて、
免疫力が低下した時に活性化するからです。
このウイルスは、お尻を通っている坐骨神経に潜伏し、再度活性化する事もあります。
お尻に帯状疱疹ができて、お尻に痛みを感じるようになるのです。
症状
左右どちらかの下半身がだるかったり痛かったり、お尻に違和感を感じます。
そして、虫に刺されたような赤い発疹ができ、水ぶくれになっていきます。
まわりの皮膚は赤くなっていきます。
痛みが強くなっていくのが特徴ですが、皮膚症状が出ない事もあります。
座骨神経痛に襲われる事も多いです。
対処法
もし、お尻に水疱や赤い発疹が見られる場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
初めはひどくなくても、後から症状が悪化する事があります。
また、抗ウイルス薬を処方してもらい、服用する事で早く治癒します。
この薬は、内服後3日目から効いてきます。
また、座骨神経痛も腰から来るものではなく、
原因がウイルスなので薬の内服で解消されます。
発症後1カ月を過ぎると、薬の効果が非常に悪くなってしまうので、
放っておかずに、なるべく早く病院に行きましょう。
また、お尻の痛みには帯状疱疹でなく性器ヘルペスが原因の事があります。
いずれにせよ、早期に治療をする事が大切です。
・・・いかがでしたか?
大丈夫だろうという自己判断は危険です。
後に、神経痛として残ってしまう事も考えられるので、
違和感を感じたらすぐに、病院で診察してもらいましょう。
自分でできる一番の対処は、異変に気づいて病院に行くことですよ!