帯状疱疹の痛みを和らげる方法は?
帯状疱疹は、とても激しい痛みを伴います。
疱疹の数や赤みとは関係なく、少ししか疱疹がでていなくても激しく痛む人もいます。
今回は、この激しい痛みを和らげる方法を詳しくまとめていきます。
帯状疱疹の痛みは冷やすの?温めるの?
外傷的な怪我での痛みは冷やす事で和らぎますが、
帯状疱疹の痛みは冷やしてはいけません。
疱疹そのものが痛んでいるわけではなく、
その中の神経によるものです。
神経痛などは、温めると痛みが和らぐのと同じで、
帯状疱疹も神経痛なのです。
神経にウイルスが進入する事で痛みをもたらすので、
帯状疱疹の場合は、氷やアイスパックで患部を冷やしたりしないようにして下さい。
冷やす事で余計に悪化してしまいます。
痛みを和らげる方法とは?
帯状疱疹による、神経痛の痛みを緩和する方法として、
次の方法が挙げられます。
・カイロで温める
・気分転換をしてみる
・患部を圧迫する
・お酒を控える
カイロで温めると、神経的な痛みが和らぎます。
カイロで温める際は、低温火傷に注意し、
同じ箇所に長い時間カイロを当てるのは避けてください。
また、気分転換をすることで神経を分散させ、
痛み自体を忘れる努力をすることも良いです。
他の事に神経を集中させる事で、痛みに集中しなくなるので、
何もしないより良いはずです。
患部を圧迫するというのは、
ピリピリ、チクチク痛む場所を手や指で圧迫します。
そうする事で痛みが和らぐ事があります。
「帯状疱疹の原因でお酒は関係あるの?」でもお話しましたが、
お酒は血管を拡張させてしまうので、
神経的な痛みを悪化させます。お酒は控えて下さい。
・・・いかがでしたか?
帯状疱疹を発症すると、気が狂いそうなほどの辛い痛みに襲われる事もあります。
もちろん、病院で鎮痛剤としてロキソニンなどを処方してもらえますが、
服用だけでは対処しきれない場合は、自分でできる対処法を試してみてください。
カイロと同様、入浴して身体を温める方法もあります。
入浴の際は、まだ水ぼうそうにかかっていない乳幼児のお子様がいる場合は、
念のため一緒に入浴するのは避けたほうが良いです。