帯状疱疹痛みなし

帯状疱疹は、通常は酷い疱疹と痛みが特徴的ですが、
人によって痛みなしの場合もあるのでしょうか？
また、痛みがない場合、別の症状のみ現れる事はあるのでしょうか。
帯状疱疹でも痛みがない場合はあるのかという事について、くわしくまとめていきます。

痛みなしの帯状疱疹もある

帯状疱疹は、ピリピリ、チクチクといった神経的な痛みが出る事が多く、
その痛みの程度も個人差がかなりあります。
我慢できる程の痛みの人もいれば、とてつもない激痛の人もいます。

しかし、ごく稀ですが痛みが症状として現れない人もいます。
疱疹は出ているけど痛くないなんて、にわかに信じ難いお話ですが、
そういった事もあるのです。

また、痛みはそれ程無いけれど、痒みが現れる人もいます。
そして、はじめは痛みに悩まされたけど、今はとても痒い！なんて人も居ます。
痛みに関しては、特に個人差があります。

個人差の大きい帯状疱疹

痛みに関しても、症状に関しても、治るまでの期間に関しても、
本当に個人差の大きい帯状疱疹ですが、
高齢者の方は特に注意が必要です。

まったく痛みが無い人もいる中で、逆に痛みが数年にまで渡って残る人もいます。
これは、帯状疱疹後神経痛といって、
帯状疱疹自体が治ったあとでも、痛みを引きずる症状です。

帯状疱疹後神経痛は、数ヶ月～数年間と個人差がありますが、
若年の人はあまりなる事はありません。
70歳以上の高齢者に多い症状です。

高齢者とはいっても、さらに色々な悪条件が重なった場合が多く、
免疫力が低下していたり、
治療が遅れて早期に抗ウイルス剤を内服できなかった場合に多いです。

・・・いかがでしたか？
猛烈な痛みが身体を襲うイメージの帯状疱疹ですが、
まったく痛みが無い場合も稀にあるという事です。

これは、症状としての個人差もありますが、
どれだけ早く治療に取り掛かる事ができたか？という事にも関係があるので、
早めの受診を心がけてください。

痛みが無いからといって、放置するのも危険です。
また、ご高齢の方は特に注意して、周りの方が看病したいものです。

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