帯状疱疹での薬の使用期間はいつまでなの?
帯状疱疹では、通常は内服薬が処方されますが、
その内服薬の使用期間はいつまでなのでしょうか。
薬の内容や、使用期間について詳しくまとめていきます。
帯状疱疹に処方される薬とは?
帯状疱疹は、水ぼうそうやヘルペスと同じウイルスです。
初めてこのウイルスに感染した時は、水ぼうそうとして発症しますが、
幼少期に水ぼうそうを患った人は、2度目の感染となりますので、
帯状疱疹として発症します。
従って、帯状疱疹で処方される薬は抗ウイルス剤となります。
抗ウイルス剤は、代表的にゾビラックスなどの薬がありますが、
これはウイルスに選択的に作用し、
帯状疱疹の場合の薬の使用期間は平均的に7日間の投与が普通です。
抗ウイルス剤は、ウイルスを殺す薬ではありません!
ウイルスをこれ以上増殖させないようにするお薬なので、
初期に診断を受けて早いうちから服用すると、
ウイルスの増殖を最低限に抑える事が出来ます。
また、痛みに対するお薬は、対処法として解熱鎮痛剤が処方されます。
こちらは頓服ですので、長期間継続的に服用するものではありません。
発症から時間が経ってたからの服用は?
抗ウイルス剤は、発症から時間が経ち、
ウイルスがすでに増殖してから服用を始めるより、
ウイルスがまだ増殖しきっていない初期に、
服用し始めると効果を感じられやすいです。
内服薬しかないの?
内服薬の抗ウイルス剤の他に、点滴薬もあります。
薬を普通に内服できる人なら、内服薬で処方される事が多いですが、
他の余病や高齢者などで内服をするのが困難な人は。
点滴での抗ウイルス剤投与をする事もあります。
・・・いかがでしたか?
帯状疱疹での薬の使用期間は、内服薬の抗ウイルス剤は約1週間ですが、
ウイルスを殺すわけでは無いので、すぐに効果を発揮するものではありません。
効かない!などと勝手な判断で、途中で内服を止めてはいけません。
特別な副作用がない限りは、きちんと医師、薬剤師の処方に従って薬を続けてください。
副作用がでて、これ以上の内服は難しい時は、必ず医師に相談してください。