帯状疱疹の症状が目の周りの時の対処法は?
帯状疱疹の症状が、目の周りに現れる事があります。
胸から脇腹そして背中にかけて疱疹が出やすいのですが、
顔に出る事もあります。
とくに、目の上から頭にかけて広がります。
そこで今回は、目の周りに疱疹が現れる時の対処法について、
紹介します。。
目の周りに疱疹ができると?
帯状疱疹の症状として、
全体の約17パーセントが顔にも疱疹が出るというデータがあります。
顔には耳の方から、ほおに向けて三叉神経というものがあります。
三叉神経は、その名の通り三叉に分かれた知覚神経で、
帯状疱疹では、この三叉神経がウイルスに侵されることで、
顔面麻痺を引き起こす可能性があります。
その他にも、視神経にウイルスが進入し、
角膜炎や網膜炎、緑内障を引き起こす危険性もあります。
目の周りの帯状疱疹の対処法とは?
帯状疱疹が目の周りに現れると、とても強い痛みを伴います。
他の病気と勘違いして、脳神経外科などを受信する人もいる程です。
帯状疱疹の痛みは、外傷的な痛みではないので、冷やしてはいけません。
痛いからといってアイシングするのは避けてください。
神経による痛みなので、冷やすことで痛みが悪化してしまいます。
逆に、温める事で痛みを和らげる効果が期待できます。
お風呂で温まったり、暖かい蒸しタオルを当てるなど、
患部を温めてみてください。
「帯状疱疹の治療中に食べ物で良いものは?」でも紹介しましたが、
食事からのアプローチとしては、生姜をおすすめします。
生姜は、みなさんご存知の通り身体を温める作用があります。
生姜を使った料理で、身体を温める事で帯状疱疹による痛みを和らげます。
・・・いかがでしたか?
帯状疱疹の症状の中でも、目の周りの痛みというのは、とても辛いものです。
痛い=冷やすという観念は一度捨てて、温めてみてください。
また、目の周りの帯状疱疹が悪化して、
視力の低下を感じた時や、視界に変化を感じた時は、
すぐに眼科を受診してください。
視神経にまで進入したウイルスを放っておくと、
さらに悪化して失明する危険性もあります。
くれぐれも軽視せず、医師の判断を仰いでください。