帯状疱疹が顔に現れ頭痛がする時の対処法は?
帯状疱疹は、神経に潜んでいるウイルスが活性化する事で起きる病気です。
そのため、全身どこでも発症する可能性があります。
そんな帯状疱疹、顔にできる可能性もあります。
顔に帯状疱疹が出ると、頭痛を伴う事も多いです。
そんな時、どんな対処をすれば良いのでしょうか。
そこで今回は、顔に帯状疱疹が現れて、
頭痛がする時の対処方を紹介します。
片側だけの頭痛、しびれを感じたら、病気へいきましょう
顔面に帯状疱疹ができた場合、
赤い斑点が出る前に顔の片側だけに頭痛が起こる事があります。
片側だけの偏頭痛の原因は、
頭部の神経がウイルスによって刺激を受け、
血管周辺に炎症を起こして血管が拡張するために起こります。
初期症状には、しびれや違和感と合わせて起こる事があるので、
見逃さずに病院に行きましょう。
抗ウイルス薬で早期に治療する
海外の研究で、帯状疱疹にかかった後に、
脳卒中を起こすリスクが高くなると報告があります。
特に、帯状疱疹が顔に出た場合はリスクが高くなります。
しかし、早期に抗ウイルス薬で治療を受けると、発症率が半分に低下します。
特に中高年になると、血圧が高いなどで、
脳卒中のリスクが高いので要注意です。
もし顔面に帯状疱疹が出たり、いつもとは違う頭痛を感じたら、
すぐに病院で診てもらう事が大切です。
耳痛を伴う頭痛なら、すぐに病院へ!
耳痛や頭痛が起こった後に、
耳の穴の近くに赤い発疹や水疱が沢山できる事があります。
後に、激しいめまいや耳鳴り、難聴が起こり、
顔の強張りや瞬きが出来なくなる等の顔面麻痺が起こります。
これは、帯状疱疹ウイルスが内耳顔面神経に感染する「耳性帯状疱疹」と言います。
皮膚の症状が治まっても、めまい等が残る事があるので、
違和感を感じたらすぐに病院で治療をしましょう。
・・・いかがでしたか?
いずれにせよ、帯状疱疹は初期症状に気づいて、
早期に治療開始する事が大切なのです。
もし顔や頭等の半分に痛みを感じたのなら、
もしかしたら帯状疱疹の初期症状かもしれません。
大丈夫と放っておかずに、早めに受診をしましょう。