帯状疱疹 かゆみ止め 市販薬

帯状疱疹のかゆみ止めは市販薬でも大丈夫?

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帯状疱疹は6〜7人に1人の確立で発症すると言われる、非常に身近な病です。
良くある病気であると、あまり深刻視しない方々もいらっしゃいます。

 

しかし、帯状疱疹を安易に考えていると、
合併症や帯状疱疹後神経痛などになり、非常につらい状態になり得ます。
帯状疱疹になってしまったら、迅速な対応が必要になります。
そこで今回は、帯状疱疹のかゆみ止めは市販薬でも大丈夫なのかどうか紹介します。

 

帯状疱疹のかゆみ止めは市販薬でも大丈夫か

 

帯状疱疹の症状とは、ウイルスによる神経の損傷と皮膚の炎症です。
帯状疱疹の治療では、ウイルスの活動を抑制する服用薬と、
皮膚上の炎症を抑える外用薬が用いられます。

 

ウイルスの活動を抑制するための服用薬、
抗ウイルス剤は、市販で購入することはできません。
必ず医師の処方が必要です。

 

外用薬としては、口唇ヘルペスの治療薬として市販されている薬を用いることができます。
この外用薬は、皮膚にできてしまった水疱に効果があり、かゆみを抑えてくれます。
つまり、皮膚上のかゆみについては市販薬でも抑えることができます。
しかし、市販の外用薬が帯状疱疹の根本的な解決にはならないことを忘れてはいけません。

 

帯状疱疹の治療

 

帯状疱疹を治療する方法としては、
抗ウイルス剤や鎮痛消炎剤などの服薬もしくは点滴です。
外用薬を塗るだけでは治りません。

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帯状疱疹は皮膚に炎症が起こる前に痛みが先に発症します。
帯状疱疹の痛みを感じたら、すぐに神経をブロックするような処方をしてもらうことが、
帯状疱疹後神経痛などの予防となります。

 

ちなみに、抗ウイルス剤はウイルスを滅する薬ではなく、
増殖を抑制することで炎症がひどくなることを抑える薬です。
ウイルスが体内で完全に増殖すると帯状疱疹後神経痛に直結します。

 

また、抗ウイルス剤は服用すればすぐに効果が表れるとは限りません。
すぐに効果が得られないと服用を辞めてしまう方がいらっしゃいます。
帯状疱疹の抗ウイルス剤は即効性の薬ではなく、症状を抑制する薬です。
服用をやめてしまうと、ウイルスの増加を促すことになり、帯状疱疹の症状は悪化します。

 

さらに効果を高めるためには、
処方された薬を確実に使用し、その上で体を温めてみてください。
湯たんぽなどを患部に当て、血流を促進することで、
痛みやかゆみを和らげることもできます。

 

・・・いかがでしたか?
帯状疱疹のかゆみは、市販薬でも緩和することはできます。
しかし、根本解決にはなりません。

 

体内のウイルスの活動を抑えられなければ、かゆみは延々と発症し続けます。
外用薬は医師も処方します。
まずは早めに病院に行くことをおすすめします。

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